要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑
こんにちは。いつも通り要領が悪いポンコツサラリーマンの土星です。
残業しても土日もがんばっても、どうしても仕事が終わらず、
私自身の能力不足か業務量が多いのか、他の人みたいに効率よく仕事が出来ません。
そんな中、本屋を散策中に見つけた本書。
これは買うしかないと思い、即購入です。
こんな人におすすめ
・仕事の効率を上げたい方
・仕事に集中でいきない、段取りが苦手な方
・人間関係が憂鬱な方
本書の概要/あらすじ
続々と重版している本書。
著者は、F太(えふた)氏と小鳥遊(たかなし)氏のお二人方です。
F太氏は学生時代から様々なコンプレックスを抱きながらも
トライ&エラーで対処してきた方で、
X(旧:Twitter)でフォロワーは約37万人(2020年)と多くの支持を得ている方です。
もう一人の小鳥遊氏は発達障害の注意欠如・多動症(ADHD)と診断され、
2度の休職を経て、
現在は一般企業に会社員として勤務している方です。
お二人は本書で
自分の弱みはそのままに、仕事の苦手意識はなくすことができると。
必要なのは「やり方」であって「根性」や「心構え」ではないと言っています。
多くの試行錯誤と数えきれない失敗を経て
お二人方が構築されてきた「仕事のやり方」を惜しみなく書かれています。
仕事のことで悩む人はもちろん、
発達障害当事者や発達障害グレーゾーンと呼ばれる人で、
なかなか仕事がうまくいかない人にも役立つ1冊となっています。
図を使った解説が多く、内容も分かりやすく書かれており、
非常に頭に入ってきやすく、理解しやすいです。
また、マルチタスクのタスク管理、優先順位付け、整理整頓などの
内容にひとつひとつ具体的な解決方法の記載、説明があるため、
実務にすぐに取り入れやすく/取り掛かりやすいように書かれています。
またコミュニケーションやメンタルについてはスモールステップで、
悩みの対処方法や実践に投入しやすい工夫もあり、
こちらも実践しやすいように説明されています。
出版社より抜粋
本書の感想
この本で紹介するのは
仕事で成績上位を取るノウハウや、
職場で人気者になる方法ではありません。
当たり前に仕事をして毎日を平穏に過ごせる、
「自分はここにいていいんだ」と安心できる、
そんな「普通」ができるようになる方法を紹介する本です。
具体的には
仕事をつい先送りしてしまったり、
ささいなミスも重大に受け取ってしまったり、
1つの仕事に集中できず、結果どの仕事もなかなか完結できない、
休職中、あるいは転職検討中で、次の仕事に不安を感じている、
家族、上司、部下がこの悩みを抱えている(抱えていそう)などの
悩みのある人に役立つ内容です。
豊富なイラストと図解があるので、
読むだけでなく、眺めるだけでも楽しい1冊です。
人気の講座を書籍化しただけあって、内容は分かりやすく、実践的です。
タスク管理としてすぐに出来そうな初めの一歩の内容、方法が書いてあり、
メンタル面での向き合い方も記載もあります。
メンタル面の記載では、
「なぜ失敗してしまうか」より、「大丈夫だよ!」、
「僕たちもそうだったよ」、「自分たちも、経験したよ」と、
落ち込まないで前向きになるチャンスを与えてくれるような気になります。
私は正直、仕事に悩んでいる今、このタイミングで読むことが出来て、
よかったと思っています。
読後に何とも言えない満足感がありました(^^)
少しでも仕事に前向きになりたい方、
タスク管理に興味がある方は一読してみる価値があると思います。
同様の悩みがある方は是非読んでみて下さい。
総合評価
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