お金の増やし方・稼ぎ方(ホリエモン)、
こんにちは。
久しぶりに日曜にアップできました。
子どもと行った図書館で、
新刊コーナーにあのホリエモンの著書があり、
興味があったので、借りて読んでみました。
こんな人におすすめ
・お金についてこれから学びたい方
・投資、資産運用に興味がある方
・現状の収入に満足しておらず、今よりもっと稼ぎたい方
本書の概要
概要
著者の山崎先生、堀江さん(ホリエモン)が
お金をどう稼ぎ、どう貯め、どう増やすかという
知って得するノウハウが書かれています。
冒頭にホリエモン曰く、
「お金とは『目的』ではない。単なる『手段』だ。『手段』にすぎないのだから、
お金はあくまで合理的に、淡々と扱おう。
そのスタンスこそが、得をするための大前提条件だ」と述べられています。
また最後の締めくくりとして、人間の幸せについて述べられており、
お金は「能力、経験、時間、人間関係」の人的資本を増やすために使うのが良い。
お金で人間関係は買えない。
お金しか頼れないような寂しい人間にだけはなってはいけない。
最初から最後まで著者お二方のそれぞれのお金についての増やし方、使い方について、
書かれており、ためになること間違いなしです。
著者
山崎 元(やまざき・はじめ):
1958年生まれ。経済評論家。東京大学経済学部を卒業後、
三菱商事に入社。野村投信、メリルリンチ証券など計12回の転職。
直近では楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表。
専門は資産運用。
経済解説や資産運用の話題を
中心にメディア出演、執筆活動を行い、
お金、投資関係の著書が多数出版されています。
著書には『学校では教えてくれないお金の授業』(PHP研究所)、
『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! 』(共著、文響社)、
『お金で損しないシンプルな真実』(朝日新聞出版)、
『ほったらかし投資術』(共著、朝日新書)など多数あります。
堀江貴文(ほりえ・たかふみ):
1972年生まれ。実業家。
言わずと知れたホリエモン。
ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、
また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、
幅広い分野で活動中。
目次
●運用商品は「人」から買うな
●証券会社は「ネット証券」一択
●運用商品は「インデックスファンド」一択
●イチ押しのインデックスファンドは?
●「リスク」と「リターン」の考え方
●不安を煽るニュースに振り回されるな
●いちばん合理的な働き方は?
●「自己投資」のススメ
●「コスト思考」の大切さ
●「賢い節約」のイロハ
第1章 お金の貯め方
■「老後2000万円問題」から学ぶ、「自分の数字」の重要性
■年金制度は決して破綻しない
■良い節約の3原則〈確実・ストレスなし・実害が小〉
■現金主義は損をする
■結局、無知は搾取される
■金融機関とはネットを介して付き合う
第2章 お金の増やし方
■やるべきことは超シンプル。インデックス・ファンド一択でOK
■投資の基本は〈長期・分散・低コスト〉
■『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』を選ぼう
■「S&P500」をすすめない理由
■もっとも期待値が高いのは「自己投資」
■株式が絡まないと、大金持ちにはならない
第3章 お金の稼ぎ方
■会社は「他人を利用するための仕組み」
■会社員であっても「個人商店」感覚で働く
■「自分のコアバリュー」を明確にする
■早期の自己投資が大きなリターンを生む
■「おもしろい人間」になるためにお金を使おう
■合理的な行動をするために、自分の「時間の値段」を計算してみる
第4章 お金と人生
■「FIRE」にひそむ重大な罠
■「地位財」の追求をどこかで降りないと、幸福感が遠のく
■年収1000万円を境に、幸福感は頭打ちになる
■なんでもお金で解決しようとするな。困ったらまず人に頼れ
■見栄さえ張らなければ、お金の不安は消える
■多角的な「少し自由」のすすめ
本書の感想
本書を読んでまず感じたことは
著者お二人とも、仕事やお金に対する考え方・資産についての考え方に確固たる軸があって、
読んでいて圧倒されることです。
お金を稼げる人は、エネルギッシュな人だと思ってますが、
まさにその通りだったと確信しました。
私は不労所得が欲しくて投資をしています。
早くFIREして、働かなくてもお金に
困らない生活を送りたいという気持ちがありましたが、
意外にも著者のお二人ともFIREには、
否定的で、働きつづけられるうちは働きたいというのは、
素直にすごい!と思うと同時に羨ましいと思いました。
本書を読むと「働く」ことの素晴らしさを感じられます。
自分が心の底から「楽しい」「面白い」と思える仕事を見つけて、
1日でも早く仕事を辞めたいという気持ちから、
死ぬまで働きたいと思えるようになりたいです。
恐らく本書の対象もこれから社会で仕事をしていく学生の方や社会に出てまもない方に向けて、
励ましもこめて、書かれているように感じます。
「仕事とは?」「どうして働くのか?」のヒントがこの本にあると思います。
お金の知識として、高校生くらいから大学生、若い社会人の方などにぜひお勧めしたい1冊です。
最後に著者の一人、山崎さんは動画などでもとてもわかりやすい解説で
お世話になっておりましたが、
残念ながら2024年1月にお亡くなりなりました。
遺された書籍から山崎さんの経験を少しでも自分の力にしていけたらと思います。
心からご冥福をお祈りします。
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