動かせ歴史を、星を、運命を。。
チ。～地球の運動について～
魚豊(著)

試し読みで1巻読んでからはまって、全巻(全8巻)購入しました。

舞台は15世紀のヨーロッパ。
キリスト教がすべてを支配するヨーロッパ社会において、
「地動説」を異端として徹底的に弾圧する側と、
その恐怖から逃れることよりも真実を追究することを選択した人々の物語です。

地動説を唱えると異端だと言われ、拷問、処刑されていた時代に
強い意志で地動説を唱える者たちの物語であり、
読み進めていくとそこに感心があり、ロマンがあります。

地動説はもちろん他の学問もこのように続いてきたのかと思うと感慨深いです。
中学校で1時間もかからず学ぶオームの法則だって、
もとはオームさんが何十年も懸けて、見つけ出した法則ですもんね。
こうやって、学問や技術は進化していくのでしょうね。

1巻はプロローグ的な話で、ある少年にスポットが当たり、物語が進んでいくのですが、
私個人としてはこの1巻が一番、熱く、感動しました。
皆さんは命を捨てても曲げられない信念がありますか？
世界を敵に回しても貫きたい美学はありますか？
と問われているような内容です。

1巻だけなら無料でもありますので試しに読んでみてください。
真理を知ろうとする人間の凄さに感動するはずです！

• Twitter

※以下、アフェリエイト広告を使用しております。

にほんブログ村

にほんブログ村