自分なりの答えを見つけるカギになるとお勧めされていた本書。
早速購入、帯にはオリエンタルランドの中田敦彦さんも絶賛!!
「目の前の“あたりまえ”に対して、
『それって絶対じゃなくない?』って言えるかどうか。
すべてはそこから生まれる」との記載も。
著者は美術の教師で、教師らしい話の流れが理解しやすく、goodです(^^)b
特に日常的な話から色々と考えさせてくれる流れが絶妙です。
著書の言葉によると『「自分の興味・好奇心・疑問」を皮切りに、「自分のものの見方」で世界を見つめ、好奇心に従って探究を進めることで「自分なりの答え」を生み出すことができれば誰でもアーティストであるといえる』とのこと。
本書の構成は前半では、写真という現実を写し取る発明品が登場して以降、
絵画という抽象的なものの存在意義、表現について書かれています。
ここでは絵画とは何かについて挑んだアーティスト(マティス、ピカソ、ガンディスキー、ポロック等)が紹介され、
後半は、美とは何かについて大衆に問いかけたアーティスト(デュシャン、ウォーホール等)の面々が紹介されています。
現前されたアーティストを掲載しており、
小ネタ情報もあり、楽しく読み進められる本です。
私のようにピカソくらいしか知らない勉強に人には、
近代美術の流れを大まかに流れが分かるのでお勧めです。
読んでから、美術館に行くとより作品を楽しむことができます。
深く読めば、アートから様々な哲学的思考を感じたり、
自身の生き方に流用できる考えが得られる本だと思います。
興味がある方は是非読んでみてください。
総合評価
総合評価(100点満点中 87.5点)
※個人の主観です
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