DIE WITH ZERO
こんばんは。
人生が豊かになりたいと日々妄想をしているポンコツサラリーマンの土星です。
続々と重版決定しており、本屋のベストセラー棚にあったところが目に入り、
題名にも惹かれて即購入しました。
こんな人におすすめ
・人生を豊かに過ごしたい方
・お金の使い方について学びたい方
・働き盛りの方、働き方を見直したい方
本書の概要、あらすじ
本書の概要
続々と重版が決定している本書。
最初は口コミでじわじわと話題になっていった本書は、
お金の「貯め方」ではなく「使い切り方」に焦点を当てた
これまでにない「お金の教科書」です。
下記のように経済学者、起業家、ニューヨークタイムズ紙なども絶賛しており、
あなたの人生観を ガラリと変えること間違いなしです!
ニューヨークタイムズ紙
なぜ、この本は読むべき価値があるのか?
この不確かな時代に、誰も気にしている
2つの極めて重要な問題の核心に触れているからだ。
それは、「何のために貯金するのか」
そして「どのように生きるのか」だ。
ボストン大学経済学部教授ローレンス・コトリコフ
本書は、お金を“ 最も価値あるもの”と交換する方法を教えてくれる。
それは「経験」という名の、人生に喜びをもたらす究極の宝物のことだ。
コメディアン、俳優ケビン・ハート
この本は、思い出に満ちた最高の人生をつくるための
まったく新しい考え方を教えてくれる。
なぜ、やりたいことを先送りする必要があるのか?
最優先すべきは、今を大切にすることだ。
リソースを賢く使いながら、
人生を生きるための驚くべき方法が見つかるだろう。
コーコラン・グループ創設者バーバラ・コーコラン
人生のあらゆるステージを最大限に生きる秘訣を知りたいのなら、
この実践的でタイムリーな本を読むべきだ。
「人生が豊かになりすぎるお金の使い方」とは?
本書にある「人生が豊かになりすぎるお金の使い方」とは・・・
・一刻も早く「経験」に金を使う
・「収入の〇割貯金する」をやめる
・子供には死ぬ「前」に与える
・45~60歳には資産を取り崩し始める
・「死ぬまでにやりたいこと」は時期で考える
・ゼロで死ぬ……
などなど、私たちの人生をがらりと変える
「人生が豊かになりすぎる究極のルール」が紹介されています。
さまざまな気付きを与えてくれる
人生のバイブルとなり得る一冊だと思います。
本書の前書き
有名なアリとキリギリスのイソップ寓話から始めよう。
夏のあいだ、勤勉なアリは冬の食料を蓄えるためにせっせと働いた。
一方の気楽なキリギリスは自由に遊んで過ごした。
やがて冬が到来した。アリは生き残り、
キリギリスには悲惨な現実が待っていた―。
この寓話の教訓は、人生には、働くべきときと遊ぶべきときがある、
というものだ。
もっともな話だ。
だが、ここで疑問は生じないだろうか?
アリはいつ遊ぶことができるのだろう?
それが、この本のテーマだ。
私たちは、キリギリスの末路を知っている。
そう、飢え死にだ。
しかし、アリはどうなったのか?
短い人生を奴隷のように働いて過ごし、
そのまま死んでいくのだろうか?
いつ、楽しいときを過ごすのか?
もちろん、誰もが生きるために働かなければならない。
だが、ただ生きる以上のことをしたいとも望んでいる。
「本当の人生」を生きたいのだ。
この本のテーマはそれだ。
ただ生きるだけではなく、十分に生きる。
経済的に豊かになるだけではなく、人生を豊かにするための方法を考える。
もちろん、誰もがそのような人生を望んでいる。
だが現実には、全員がその望みを叶えられるわけではない。
私は長いあいだ、この問題について真剣に考え続けてきた。
友人や同僚とも何度も議論を重ねた。
この本で読者にお届けするのは、その成果だ。
あらゆる問題を解決する答えなど存在しない。
だが、私はあなたの人生を確実に豊かにする方法だけは知っている。
著者について
ビル・パーキンス(Bill Perkins)
1969年テキサス州、ヒューストン生まれ。
アメリカ領ヴァージン諸島に拠点を置く
コンサルティング・サービス会社BrisaMaxホールディングスCEO。
49歳のミリオネア。アイオワ大学卒業後、ベンチャー・キャピタル、
エネルギー業界を専門に金融業界で活躍。
ヘッジファンドマネージャーとして大成功を収める。
その後、映画業界にも進出。みずから俳優・監督して映画制作にたずさわる。
高額の賞金を獲得するポーカーの名手としても有名。
本書の感想
小さい頃から誰もが言われた「もしもの時のために貯金をしなさい」という
意見をはねつけるようなインパクトがある表題「ゼロで死ぬ」。。
仕事だけをしていたら人生がもったいない。
貯金一辺倒ではなく、その時にしかできないことを
楽しもうということが書かれています。
お金を余らせて死んだということは、
その分だけ働かなくてもよかったということ。
もちろん貯金自体を否定しているわけではなく、
過剰な貯金をして、代えがたい「時間」を犠牲にし、
本当にやらなければいけないことや、
やったほうがよいことを
後回しすることが問題であると書かれています。
また、家族への財産の分与や支援は時期を
逃すと意味がないということも書かれており、
家族を持った今となっては、今後後悔しないためにも、
今知ることができて良かったと思います。
お金は使って初めて価値を持つ。
人生で一番大切なことは、思い出を作ることで、
年を重ねても思い出に残るような経験を、
後回しにせずに積み重ねていきたいと思いました。
本書では、
– 人生で一番大切なことは、思い出を作ること
– 思い出は残りの人生に喜びを与え続けてくれる(思い出の投資効果)
– 少しでも早い段階で思い出に残るような経験をすれば、その分長い期間喜びを与えてくれる(思い出の配当)
– 老後の備えは必要だが、老後で何よりも価値が高まるのは思い出
ということが書かれています。
全体的に内容は理解しやすく、サクサク読めます。
まとめ
お金は人生を豊かにする道具に過ぎない。
貯め込んだまま死んだら、使っていないのと一緒です。
若いうちに経験に使うことも大切だし、子どもに資産を残すとしても、
寿命が来て死ぬ時では子も老齢になっているだろうし、有効ではないと言えます。
「経験こそ最良の財産」というのが本書が一番言いたいことであると思います。
投資を学ぶと同時に本書も読むと貯めること、増やすことと、
お金を使うことも考、学べるのでおすすめです。
興味がある方は1日でも早く読んだほうが良い本だと思います。
時間とお金のバランスを取りつつ、最適な人生を送れるよう頑張りましょう!
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